目標(goal)
人それぞれの得意な能力を活かした適材適所が当たり前の社会を作ります
国内外でのモーターレースを通じて、選手の排出とPR活動を行っています。 世界で初めて、アジアロードレース選手権(ARRC)に出場する日本人だけのチームを作って、チャンピオンを獲ること。 全日本ロードレース選手権ST600クラスとアジアロードレース選手権を中心に参戦しています。
目標(goal)
人それぞれの得意な能力を活かした適材適所が当たり前の社会を作ります
走り方がまったく別なんです。どう順応していくのか、乗り換えは非常に難しいです。 全日本ロードレース選手権エントリー前の2、3か月前からトレーニング開始し、通常の3倍以上のトレーニングをしてレースに挑んでいます。
様々な種類のバイクがある中、僕の体格に対して600ccはものすごく大きくて、大きいバイクから、小さいバイクまでトップレーサーでさえ、乗り換えに備えるトレーニングは必要不可欠です。
コースで練習できるのは月に◯回ほどで、コース上だけのトレーニングに限らず、ウェイトトレーニングも含めてスポーツ共通して運動機能の練習が欠かせません。 オートバイでは特に体幹を鍛える様な運動も重要です。
また、スポーツを行う上では、ケガも承知の上ですが、バイクでは、転倒や衝突、命の危険性があり、やっとコース上での練習が始まります。 基本的に備品は、私の様なチームに登録していればある程度はチームの会社で賄われます。 しかし、他のスポーツ同様、サーキットを走行することが私たちの競技場です。 ですので、いかにレースに集中できるかはサーキットでの走行が勝負の決め手です。
全日本ロードレース選手権(MFJ SUPERBIKE)は、全国のサーキットを舞台に争われる国内最高峰のオートバイ・ロードレースシリーズです。
ロードレースとは、オートバイが登場したばかりの20世紀初頭に、公道(ロード)で競われ(レース)たのが、その発祥です。その後、オートバイの進化と共に、安全性が考えられ、より高度な走りが可能なサーキットが建設され、1949年よりロードレース世界選手権シリーズが開催されています。
国内では1961年に財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が設立され、1962年に全日本ロードレースを初開催しました。1967年よりシリーズ戦となり、現在に至っています。2018年シーズンは4月7日・8日に栃木県・ツインリンクもてぎで開幕し、11月3日・4日に三重県・鈴鹿サーキットで行われる最終戦MFJグランプリまで、全国のサーキットを舞台に全9戦のスケジュールでタイトル争いが繰り広げられます。
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、日本国内のモーターサイクルスポーツを統括する、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)に連なる唯一の日本代表機関です。モーターサイクルスポーツのロードレース・モトクロス・トライアル・スノーモビル・スーパーモト、エンデューロの各カテゴリーを統括しています。
その中で、MFJ SUPERBIKEとは、ロードレースの国内最高峰シリーズ「全日本ロードレース選手権」に冠された愛称です。スーパーバイク世界選手権と混同しないように、「SUPERBIKE.JP(スーパーバイク・JP)」と覚えてください。 2018年の全日本ロードレース選手権は、JSB1000を最高峰クラスに、J-GP2、J-GP3、ST600と計4クラスを開催します。 MFJ全日本ロードレース選手権は、特徴のある4クラスがあり、それぞれ魅力のあるレースを全国各地で展開しています。過去には、ここから世界へ旅立ち、世界チャンピオンとなった選手もいます。世界的に見てもそのレベルは高く、若手からベテランが激しい戦いを繰り広げています。 その選手権の中で私たちが参戦しているのがST600です。
4ストロークの600cc量産車をレース用に改造します。 ノーマル状態でも120馬力前後あり、1000ccよりも扱い易く、小排気量よりもパワーがあり人気のあるレースです。 ST600クラスはマシン差が少なくベテランから若手まで実力ぞろいのライダーが多くレベルの高いレースが繰り広げられています。アジアロードレース選手権SS600クラスとレギュレーションが近く、ここ数年は交流が進んでいます。2015年よりブリヂストンタイヤのワンメイクとなり、よりローコスト、イコールコンディションで争われるクラスとなっています。
私は3歳で初めてバイクを乗り始め、レースに出場して以来24年間、ロードレースの世界に生きてきました。
小柄な体格でも悩まされましたが、やはり一番は資金繰りです。 資金面でチームとの交渉が決裂したり、当然結果が出なければチームからの解雇があります。 世界の舞台に慣れていることで、現在、T.Pro.Innovationの手島雄介監督率いる『日本郵便Honda Dream(ホンダ・ドリーム)』に誘って頂きました。
このプロジェクトに参加させて頂いたのも、クラウドファンディングというインターネットならではのツールを使って、世界を目指すことが不可能ではないことを 示したいと思っています。 「レーサー何て、お金がかかって無理」と、始めから諦めるスポーツにならない様に、ご支援をお願いしたいと思います。
このステージで通常の練習に加えて、定期的に毎週サーキット走行が可能になります。 トップレーサーと同様のサーキット走行回数が可能になります。
搭載用の機材及び、システム導入費含む。 月払いのソフトウェアとハードウェアのサポート費用。(チーム内で他の選手と併用致します。)
専門の知識を兼ね備えた専属のトレーナーに支払います。月額の半分を賄って残りは個人負担です。
毎月、サーキット会場の移動はほとんどがレンタカーです。 通常、車中泊用のレンタカーを使用しており、月の利用の半分は自己負担します。
私たちの背中を見て、国境を気にせず夢の舞台を目指す子供たちが多く出て欲しいと願っています。 ご理解いただき、どうかご支援くださいますよう、よろしくお願い致します。
レーサー
小山知良
2003年 全日本選手権GP250ランキング2位
2004年 全日本選手権GP125ランキング2位
2005年 WGP125ランキング8位ルーキーオブザイヤー
2007年 WGP125ランキング3位
2011年 Moto2スペイン選手権ランキング3位
2016年 アジア選手権SS600ランキング2位
2017年 アジア選手権AP250ランキング2位